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銀座そら
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銀座そら

GINZA TOKYO
銀座そら

お店全体を包み込むように、壁面一面に施された切子ガラスが印象的な「銀座そら」。エイケーが運営するレストラン第一号店で、運営自体もしているため、ロゴやメニューや小物なども全てエイケーがこだわって揃えたものです。普段お客様として提案する相手が今回は自分の会社。裏を返せば、運営者と一体となり同じ熱量、気持ちでつくりあげたお店になります。

銀座そら
Project Member
  • KUDOCHI SHINNJI
    Director
    KUDOCHI SHINNJI
  • TAMAYAMA AKIE
    Operations Manager
    TAMAYAMA AKIE
  • OJIMA SAEKO
    Designer
    OJIMA SAEKO
  • HAYAMI MAI
    Assistant
    HAYAMI MAI
MUSE Design Awards

国際的に権威あるアメリカのデザイン賞「MUSE Design Awards」にて
「銀座割烹そら」は最優秀賞にあたる「PLATINUM AWARD」を受賞

MUSE Design Awards

日本の伝統工芸を現代的に演出しながら、色や素材を合わせて空間としての統一感や連続性を持たせたモダンでエレガントな新しいスタイルの和食レストランとしての評価を受け、MUSE Design AwardsのPLATINUM AWARD受賞となりました。

店舗内装のエイケーが
自社運営のレストランをオープン
OJIMA

コロナの影響もあり銀座の大通り沿い路面で非常に条件の良い物件が空きが出て、「自社運営の飲食店に挑戦してみよう」という話が代表の久土地からあがってきたところがスタートでした。
元々はフレンチの予定でしたが、シェフの交代などがあり、途中から和食料理を扱うことに方向転換しました。エイケーの実績でもある、金子半之助創業者の金子真也さんやつけ麺つじ田の辻田雄大さんなど代表の知り合いに和食の経営をされてる方が多かったのも理由の一つです。

和食料理屋なので和をメインとしていますが、銀座という土地柄に合わせて、伝統と最先端のバランスよく混在するようなデザインを意識しました。素材にガラスや真鍮など、モダンな要素を取り入れながらも、ファサードと店内には合わせて10種類の和の伝統模様をダイナミックに各所に取り入れて、伝統的な美しさと洗練された空間を同時に表現しています。

銀座そら
銀座そら
銀座そら
箱を作って終わりではなく
小さいこと1つ1つを全て自分たちで
OJIMA

ファサードの切子ガラスと真鍮のレーザーカットパネルにかなり力を入れました。外観にインパクトのある切子の入ったガラス、そして店内に入った瞬間に天井の高さを生かしたレーザーカットのパネルを大胆に配置して、空間の広さを見せるようにしています。お客様が入った時に「わぁ !」と異空間に入ったような体験をするように設計をしています。

HAYAMI

私は今回小物類全般の制作や配置を行ったんですが、全体の雰囲気を壊さないようデザインコンセプトを常に立ち返るようにして、小さいところも統一感を持たせようにすることを1番意識しました。
普段はお店という箱を作って引き渡しするまでになりますが、今回は自社運営の飲食店なので、ロゴや名刺、メニューなどペーパーアイテムも全て自社で作っているんですが、棚に飾っている小物も一つ一つメンバーで買いに行って揃えています。
つくったあとお客様がどのような作業をしているのかを知ることができたのはかなりいい経験になりました。今後はつくった後のこともイメージしながら提案できると思います!

KUDOCHI

代表の久土地がかなりこだわりを持っていたので、それを実現させるために頑張りました。飲食店ではあるんですが、モデルルームみたいにしたいという内容だったので、壁の模様まで細部にこだわり、絵はプロの方に来ていただいて描いてもらっています。

TAMAYAMA

お店に合うものをデザイナーの視点で選んでもらえて、とてもいい空間になったと思います。
あと、実は「銀座そら」というロゴの文字は代表久土地の奥様が書いているんですよね。メンバー何人かで書いて、最終的に奥様のものが採用されたんです。誰が綺麗に書けるか競い合ったのも楽しかったですね。

銀座そら 銀座そら
ブランド戦略を兼ねた店舗デザイン
提供する空間、提供する料理まで徹底的にこだわる
KUDOCHI

今回は、飲食店を自社で運営するというプロジェクトではあったんですが、実はモデルルームのような形で活用したいという目的もあるんです。銀座という土地でおしゃれで人気の飲食店となればどこが内装を手掛けたんだという話題にもなりますからね。他の様々な商業施設のオーナーさんが来店されて弊社のデザイン力をアピールする良い機会となる、裏側ではそういった戦略的な目線も持ち合わせたプロジェクトになっているんです。だからこそ細部まで徹底的にこだわって仕上げてます。

TAMAYAMA

私はもともと別の飲食施設で勤務していましたが、代表から直営の飲食店をやるからぜひ来て欲しいとお声がけいただき、店舗マネージャーとして参加させていただくことになりました。
自社のデザイナーが空間をデザインして、自社の職人さんたちが工事をして、自社のメンバーで店舗運営をしていくってとても面白いと感じました。どういうホスピタリティでどのような料理を提供していくのか、デザイナーや職人さんたちと常に近い距離にいるからこそ色々な方の思いを反映して運営方針を作っていくことがで来たと思います。

銀座そら
みんなでつくる熱い想いで
1つ1つのSTORYをデザインしていく
HAYAMI

私はアシスタントとして参加していて、まだ新卒2年目で社歴が浅いので、どういう収まりになるのか具体的に想像がなかなかできない部分もありました。図面を検証するときにすごく難しいところが多かったです。チームリーダーの尾島さんのサポートに非常に助けられましたし、勉強させてもらいました。

OJIMA

確かに特殊な仕上げやデザインが多かったので、なかなか難しいことも多かったと思います。私はチームリーダーとしてどういう段取りでどうやって形にしていくか熟慮しながらも素早い決断を求められて、代表の久土地からもデザインに関しては多くの提案があったので、みんなで連携して試行錯誤しながらつくっていきましたね。

KUDOCHI

今回は特に、いつもと収まりが違うところは多かったですよね。正面の切子のガラスや店内のファサードの箇所はもちろん、お手洗いも特殊な作りとなっていて、モルタルで岩のように見せて高級感を演出しているんです。ショールームのような飲食店とするために細部にまでこだわりぬいて、着工して本当によかったです。

TAMAYAMA

完成してからオープンまでの期間は非常に短かく、実はかっぱ橋で食器を買い集めるくらい時間がなかったのですが、出来上がった内装を見て、このレベルの内装に相応しいものにしなくてはいけないと改めて決意し、買い集めた食器を一旦全て処分しました(笑)
器一つ一つを改めて選び直し、ミシュラン常連店舗も使用している山口陶器やベネチア製のグラスなど一流のものに全て揃え直しました。代表の久土地の「ここでミシュランを獲る」という熱い思いが日々伝わって来ていたので、私も妥協を一切する事なく準備を進められました。

運営する人にとっても
訪れる人にとっても感動を与えるデザインへ
OJIMA

完成した時のやりがいはいつも大きいのですが、今回は空間を作った側としての体験と運営側としての体験、そしてお客さんとしての体験ができたので、より大きな達成感を感じました!
料理人や玉山マネージャーが料理を考えているところや試作を作っているところ、また接客している姿などが見えて、運営者がより使いやすい空間とはどういうものかを考えるきっかけにもなり、引き渡しが終わってからも意見を聞けて、新たな発見や気づきも多かったです!

HAYAMI

やっぱり出来上がった瞬間は嬉しいですね!実際にパースや図面を見て、それが現実の空間として出来上がるというところまでの経験がそこまでなかったので、本当に感動しました。
エイケーの忘年会も銀座そらで開催をしているんですけど、みんなが驚いてくれたり喜んでくれている姿を見て、1つ1つにこだわり抜いてよかった、達成感でいっぱいになりました。

TAMAYAMA

お客様が内装にも料理にも喜んで、満足して帰ってくださった時は本当に嬉しいです。そして日本各地から最上級の食材を取り寄せた食事メニューを提供しているので、その素材をさらに引き立てるためにはどんなお酒が良いのか、全国の酒蔵やワイナリーから一つ一つ吟味し、これからも納得いくまで探究していきたいと思います。その先にお客様の笑顔や、感動があるということを忘れずにお店作りをしていきたいですね!

銀座そら
大きな変化も柔軟に受け入れて、
最終的にはより完成度の高いものを
OJIMA

常に細かいデザインがどんどん変わっていくのですが、全て良い方向に変わっていて、最終的にはすごい良いものができているというのが、エイケーらしい部分なのかなと思います。
代表の久土地がスピード感と柔軟性を持っていて、どんどん変化をもたらしていくというのが得意なんです。それが社内に伝染されているのだと思います。社内のメンバーも仲が良くコミュニケーションをとりやすい環境っていうのも柔軟な変化に対応できる理由の1つですね。

HAYAMI

今回のプロジェクトは特に、デザイナーも現場の施工担当もそして実際に店舗に立ってくださる運営の方もみんなチームの中にいるので、いろんな方向からの意見を取り入れて進めていくことができたので、意思決定のスピードも早く、同時に質も高くできたところがあると思っています。これがエイケーだから、そしてこのチームだからできたところだと思います。

TAMAYAMA

私は料理人さんと関わることが多いのですが、こちらの希望に合わせて料理人さんも期待に応えてくれたり、逆にフィードバックをいただいたりしていて、非常に良いチームワークだなと思います。エイケーはコミュニケーションが取りやすい環境なので、違うと思ったことは違うと言いやすく、働いている環境としてとても良い環境です。

KUDOCHI

最初のフレンチレストランだった時の構想から始まって、ああでもない、こうでもないと様々な立場のメンバーが議論しあって、大きな変化も柔軟に受け入れながら、最終的には完成度の高いものを仕上げるということは、エイケーのチームワークだからこそできたと思います。
他にも多くのプロジェクトが同時進行で走っていますので、これからも一つ一つ最高の物語をデザインしていきたいですね。

銀座そら

PROJECT STORY プロジェクトストーリー

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